About

ティアス宗筅

私は茶道の師範で、有機茶のソムリエです。

茶道のお稽古は日本の素晴らしい伝統を学ばせてくれます。
ただ、それだけではない。茶の湯はある一種のライフスタイルです。
先祖が大事にしていた道徳や理念がその作法に組み込まれています。
そして作法を学ぶことで、その思想を再発見することが可能です。

また、茶の湯は私にとって精神的覚醒を手助けしてくれました。
お点前という儀式を通して、精神が落ち着き、癒しになります。

茶人がコーチング?

茶の湯は僕にとって人生そのものです。
長年茶道のお稽古を続けてきた中、
多くの自己啓発の書籍で紹介されている「習慣」
に似たことを学んできたのに気がつきました。

現在でいう自己啓発と茶の道の共通点が非常に多い。
いくつか事例を挙げると:

  • 単純素朴が豊かさの活力
  • 周囲をよくするために、まず己の内面を磨くこと
  • 相手を思いやる、おもてなしの心

僕はお茶を通じて「自分」を見つけた。
そしてその道すがらに意識的に生きることを学んできた。

マインドフルネスというのは、今生きているこの瞬間を意識すること。
単純なことだが、人生がぐっと美しく見えてくる。
今度はマインドフルに生きる方法をあなたにも共有したい。

茶樹は茶樹らしく、人間は人間らしく

私は日本茶のソムリエとして自然栽培のお茶を厳選している。
日本茶栽培は多くの農薬や化学物質を使用しているのが現実。
だが、僕は茶樹は本来木であり、自ら育つ力があると考えている。
外部要素を持ち込んで茶葉を人工的に太らせる必要はどこにもない。

お茶の栽培は子供を育てることに非常に似ていると思う。
子供を強制すると、反抗してくる。
しかし、優しく誘導してあげると立派に花が咲く。

また、人間は皆でも誰かに成り済まそうとすると、
心の中に戸惑いが生じる。
特に強制的に(社会や会社に)ある善人像に答えなければならないと、
ストレスや鬱になる。

これは強制された方向が自分の魂に反しているからだ。
魂が捉えられ、自分という人間を抑えてしまうからだ。

お茶が教えてくれた。
皆それぞれの良さ・長所・美しさがある、
それから皆が違う、いやユニークなのだ。
皆は自分の咲かすべき花がある。それからその多様性が実に美しい。

Mens sana in corpore sano

健康的な精神(Mens sana)

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健康的な身体に、健康的な精神が宿る。
でも、健康的な体を保つために健康的な精神が必要。

知的なマインド(頭脳)から絶えず雑念が送られてくる。
モンキーマインド(心猿)とも言われる。

心の猿とピュアーな精神とで弁える必要がある。
そのためにマインドフルネスや瞑想が有効的である。
心身共々落ち着かせ、「今」という時点を見つめる。
すると、その中に魂が膨らむ余裕ができてくる。

健康的な身体(Corpore sano)

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肉体的なこの世で生きるためには身体が必要。
それから、身体は一つしかない。

精神の不安定が病原であると同じように、
不健康な体が精神的不安定の原因にもなる。

栄養・運動を整え、
日常的な習慣や依存症を見つめ直し、
体が栄える習慣を習得すると
心身共々が盛大になる。

nature, forest, sun

自然の道

川の水は流れる。石にも止められない。
風は吹く。時に激しく、時に平静に。
木は風に揺らされるが、動じない。
太陽は朝に登り、夜に沈む。

ものは絶えず変化している。
そして自然の生き物はただその変化の波に乗っているだけ。

人間だけが流れを止めようとしたり、
行き先を変更しようとしたり、
行動に意図を通そうとしたりしている。

自然の道は身を自然の流れに委ねること、
今という瞬間を思いっきり生きること、
自分の本性を解放することである。