しかし、呼吸を意識したことがほとんどないじゃない?
1日に何回呼吸をしているか。
数えたことがないに違いない。
人間は生きるために呼吸をしなければならい。
だが、無意識でできてしまう。
でも、その無意識にしている呼吸って、
実際にどれほどの効果がある?
一般的な呼吸は普通に生活するのに必要な酸素を
最低限取り入れるためにあるもの。
それは、あくまでも最低限。
人体がうまく活動するためにありとあらゆる場所に酸素が必要。
酸素は身体が機能するための第一の燃料。
そして呼吸がその燃料を供給する一大事な装置。
呼吸を実際に意識してみれば、一般的な呼吸が非常に浅いことが分かる。
呼吸で酸素の取り入れる能力を半分以下しか利用していない。
そこで意識的に定期的に深呼吸で酸素を100%取り入れてみるとどうなると思う?身体の機能が大幅にアップするはず。
体内にたくさんの酸素を意識的に入れると、老廃物を流す手助けをし、体の毒質を減らすことができる。その代わり、身体がアルカリ性になることを促進する効果がある。アルカリ性の身体は寄生虫、ウイルスや菌が生存しにくい環境である。すなわち、定期的に深呼吸をすることで、ただ息をするだけで自ら体のデトックスを働きかける能力を持っているということである。
ヴィム・ホフ・メソッドの呼吸法
非常に効果的な呼吸法がアイスマン(氷男)とも呼ばれる、ヴィム・ホフ氏に考案された。そのやり方を下で紹介する。
- 体を楽にする
あぐらをかき、またはマットや布団の上で仰向けになり、楽な体勢で体の力を抜きます。肺に酸素をいっぱい入れるため、胃の中が空っぽのときに行う方が良い。横隔膜(おうかくまく)をマッサージしておくと効果的。 - 30回大きく息を吸う
大きく鼻または口から息を吸う。このとき腹・肺・頭の天辺までしっかりと酸素が行き渡るように吸い込む。大きく息をした後、口から軽く息を吐き出す。完全に吐ききる必要はない。100%を吸う・80%を出すイメージ。
これを30回繰り返す。 - 最後の30回目に息を吐き出した後、息を止める
息を吐き、息止めし、計測を始める。息を止められるところまでただリラックスして、身体の異変を観察するのみ。息を吸う必要を感じたら、大きく吸い込み、息を10〜15秒止める。この間は新鮮な酸素を脳・心臓に流し、軽く押し込んで送るイメージをする。 - この流れ3〜4回(セット)繰り返す
最後のセットは、同じく30回100%を吸う・80%を出すのを繰り返し、しかし30回目の息を吐いた後は息を止めるだけではなく、息を止めたまま腕立てをし、息を吸い込む必要が来るまで何回プッシュアップができるかを計測すると、更に難度が上がる。 - 瞑想・リラックスで終わる
ゆっくりと呼吸を通常通りに戻し、体をほぐしてリラックスする。

呼吸法の期待できる効果
- 期待できる効果
- 免疫力強化
- 自律神経のコントロール
- 心身の健康
- 幸福度アップ
- 体力アップ
私はこの呼吸法を毎日必ず行うようにしている。
その効果は実にすごい。1日ただ15分しかかからないのに、体がリラックスし、ストレスがほとんどずべて流れてしまう。
また、頭の中が空っぽになり、リセットされたかのようにリフレッシュされる。
少しストレスを感じた時や余裕がなくなったと感じる時に行うと非常に効果的だ。