寒さを喜ぶ人なんてこの世で見たことがない。
ほとんどの人間は寒さが嫌い。
冬になるとうつ気味になってしまう。
できるだけ寒さを逃れたい。暖房のついた暖かい部屋で
羊毛のセータを着て、電気カーペットの上で毛布にくるまって
こたつの下で寝てたい。
この考え方自体が色んな意味で不健康を保証するのだが、
外部要素の電磁波やエアコンの悪影響について別途で触れたい。
この記事では一つの考え方に焦点を当てたい。
それは、寒さをめぐる考え方。
一般的に寒さが病気の原因だという風に指摘される。
「薄着で外に出ちゃうと風邪を引く」
寒さが免疫力を下げて、風邪やインフルエンザにかかりやすくなると思っている人が多い。
だが、寒さは決して免疫力を低下させるだけの働きがあるのではない。
実は、寒さを利用して免疫力と抵抗力を強化している男がいる。
オランダのヴィム・ホフ氏は「寒さが僕の先生だ」と言っている。
そして彼の実績が非常にすごい。
半ズボンとサンダルだけでキリマンジャロ登頂やナミブ砂漠で無給水のマラソンを完走など、26もの世界記録を打ち立てた。ほとんどの人は15分で気を失い、1時間で死亡する氷風呂にヴィム・ホフ氏は平然と深部体温が安定したまま、2時間入ってしまう。
コールドセラピー
ヴィム・ホフ氏によると、彼は特別なことをしていない。
誰でも彼がやっていることを真似できる。
過酷な状況の中、体が教えてくれることに耳を傾けるだけだ。
身体的ストレスをなくし、体の機能を理解し、マインドの力でそれを誘導できるようになる。
実は寒さというストレスを体に与えることで、
体内のバランスを整えることでストレスがある状況にでも、
ストレスを流し、感じないようになるのだ。
このようにコールドセラピーのメリットが非常に多い。
コールドセラピーの期待できる効果
- 心臓血管系の流れをよくする
- 免疫力強化
- 血圧を下げる
- 睡眠の質を上げる
- 神経系を強化
- 身体のデトックスを働きかける
- 運動後の回復時間を下げる
- 気分を瞬時によくしてくれる
度に体に負担をかける、ストレスをかけることによって、心臓血管系の流れが良くなる。そうすることで心拍数が下がり、血流を循環させ、さらにリンパ液など体内の全てをフローさせることになる。そうすることで、エネルギーを高めたり、免疫システムを最適化させる効果がある。


「私たちは、便利なものに飼い慣らされて(いつでも浴びられるあったかいシャワーとかね)自然とのつながりを失ってしまったけれど、実は適応能力は無限大だし、自分の体の中に、全てを癒す力、生き抜く力があり、自分自身が、自分の一番のお医者さんなんだ」
ヴィム・ホフ氏
私は毎朝起きてすぐ必ず水シャワーを浴びるようにしている。
すぐに目が覚め、活力が溢れるのはその場で分かる、長期的の効果も決して忘れてはいけない。
自分自身が自分の医者だということはとても素敵な考えだと思う。
それから、自分が体を水シャワーを浴びることや氷風呂に入ることなどで健康にできると思うと、
その寒さの恐怖はうんと乗り越えやすくなる。